今年から父親が所持している畑が休耕地となってしまい、雑草が腰の高さほど伸びてしまっていました。
父親が使っていた古いエンジン式の草刈り機(ASABA製26mL)があったので、それを使って草を刈ることに。
初めて草刈り機を使ってみましたが、使っていると何故か途中でエンジン停止。
原因不明で復活させることが出来なかったので、思い切って近くのホームセンターで充電式の草刈り機を購入。
購入した草刈り機はマキタ製のMUR190SDです。26mLエンジンから4mL少ない22mLのエンジン式と同等とあり、価格も手頃だったので購入して使ってみました。
実際につかってみた感想は?


使ってみるとエンジン式より軽量で音も静かです。
力強さ?はエンジン式の方がありますが、後日の筋肉痛や疲労感は楽になりました。
ただ、プロの方が行う本格的な草刈りでは力不足かもしれません。
軽微な?草刈りでは十分使えますが、プロが使うには不満があると思います。
その代わり、女性や小面積での草刈りなどでは重宝する感じです。
購入後に分かったことですが、このMUR190SDはバリューモデルと言われるモデルで、通常のモデルよりも価格を抑えたものだそうです。
バッテリーも通常モデルの6.0Ahと比べると5.0Ahと小さい容量でした。
エンジン式と比較してみると

所有しているエンジン式(26mL)と比較すると、当然ですがパワーは劣ります。
カタログでは22mLエンジン式と同等の使用感とあります。4mLの差は意外に大きいことが、素人でも分かりました。
それと、バッテリーが思ったほど持たないので、長時間の作業が難しいと思いました。
セットで付いていたバッテリーの他に、もう一つ予備で購入して作業を開始しました。
どちらも中速回転で使用して連続使用35分~45分くらいでバッテリー切れになりました(使用条件によると思いますが・・・)。
取扱い説明書には、中速回転の設定で約86分の連続運転時間(無負荷時/金属刃装着)とありました。実作業では、だいたいその半分くらいが目安になるかもしれません。
低速回転では草がからまったりして、負荷を感知して停止してしまうことが多かったので、実作業上は中速回転が良いと思います。
取扱いについて
音は静かですが、何故か稼働中はバッテリー部が振動して音が鳴ります。
それでもエンジン式よりは静かです。排気ガスも出すことなく、近隣に住宅地がある場合は充電式の方が良いと思います。
エンジン式と違い燃料の補給が必要なく、ワンタッチのバッテリー交換で済むので楽です。予備のバッテリーを充電しておけばスムーズに交換できます。
組み立て時に難点が一つ。肩掛けバンドの取り付けが難しいと感じました。力とコツがいりました。通常時における本体と肩掛けベルトの着脱は、赤ベルトを引き上げることで行うようです。
ただ、この赤ベルトを使って取り外しを行った後に、再度取り付けるのもコツをつかまないと一苦労です(自分が不器用なだけ?)。


まとめ
正直、本格的な草刈りには不向きです。
広告によると一充電当たりの作業面積は目安として約27坪(約88㎡)とありました(低速モード、軽快チップソー使用時)。
素人の私にはピンときませんが、6.0Ahのバッテリーを使うモデルMUR191UDでは、作業面積が約54坪(約178㎡)と広告されていますので、作業面積は半分になるようです。
・プロが使うには力不足です。本格的でない小さい面積の草刈りには十分使えます。
・エンジン式よりも充電式の方が手軽と感じました。
・予備のバッテリーは必要になると思いますので、準備はしておいた方が良いでしょう。
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