初めての海外出張で失敗しない持ち物リスト~アメリカ・カナダ編~

グローバル化により現役サラリーマン時代に海外出張する機会は、今後増えていくと思います。

はじめてアメリカに行く場合には、アジアの出張と何か違うものが必要になるのか悩んでしまいますよね。

日付変更線を超えるアメリカやカナダの出張はフライトが長時間で苦痛です。

お尻は痛くなるし、窮屈でなかなか眠れません (エコノミークラスしか乗ったことがないので・・・) 。

中国・韓国・台湾・シンガポール・マレーシアに出張している私が、初めてアメリカとカナダに出張したときの経験を踏まえて 、アジアの出張と違う必要な事前準備と持ち物を紹介します。

事前申請(ESTA、eTA)

ESTA(エスタ)とは

はじめてアメリカに出張で行くことになったとき、「エスタが必要だから」と周りに言われました。

エスタって何?って感じで調べてみると、イミグレを通過する際に必要な事前申請らしい。

エスタとは(Electronic System for Travel Authorization: ESTA)電子渡航認証の略で、自身のパスポートや情報を登録する仕組みとして、2009年1月12日から義務化されたもの。

90日以内の短期ビジネスや観光を目的とする方は年齢を問わず、事前にオンラインで渡航認証を受ける必要があります。

ESTA申請のホームページにアクセスして、出発の72時間前までに申請が必要。

申請代行業者もありますが、日本語対応のホームページがあるのでチャレンジしてみてください。

事前に準備するものはパスポートとクレジットカードで申請金額は$14(2019年時点)。

有効期限は2年で、申請を行ったパスポートの期限が切れる前の2年間は使えます。申請に問題なければEメールで承認が届きます。

私がはじめてアメリカに行ったときはESTAが始まって数年は経っていましたが、イミグレの列で「ESTA」、「No ESTA」と職員が声を掛けてきて訪問者を振り分けていました。

当時は申請を行った証拠となるEメールを印刷して見せました(今は必要ありません)。

eTA(イータ)とは

アメリカ同様にカナダに行くときも事前申請が必要となります。

eTAは(Electronic Travel Authority)の略でカナダの電子渡航認証です。

こちらは日本語対応のホームページがありません。頑張ってチャレンジしてみましょう。

参考となるヘルプガイド(日本語)がホームページからダウンロードすれば、何とかなります。

申請金額は7カナダドル(2019年時点)。

有効期間は5年で申請時のパスポートが切れるまで有効です。こちらも申請に問題なければEメールでeTA承認が届きます。

私がカナダを初めて訪れたとき、まだeTAはありませんでした(eTAは2016年3月から義務化)。

次の訪問時には必要となり、念のために承認を受けたEメールを印刷して持って行った記憶があります。もちろん、今は必要ありません。

便利な持ち物リスト

基本的な海外出張に持って行くべきリストは、他の記事でも紹介しているので個人的に必ず持参しているものと、その理由を挙げてみます。

ネックピロー(お尻の下に敷く)

通常、座席で寝るときに首につけて使うものですが、私の場合はお尻の下に敷きます。長時間座席に座っているとお尻が痛くなるので、圧力を分散できるようにドーナツ型座布団として使うためです。時々、立ち上がってトイレに行くようにしていましたが、それでもお尻は痛くなります。

厚手の物だと座高が高くなり、シートベルトを締めるのに苦労します。

痔を患っていた時期にこのように使っていましたが、手術して完治した後も同じ使い方をしています。これを使うことでお尻の痛みも軽減できます。

最近はエアークッションで良い物があり、それを使っています。

こちらは息で膨らませるタイプです。席に着いてから膨らませてお尻の下に敷けばOK。

大変便利なので、出張時の必須アイテムとなっています。

 

ネックピローを使うより便利

夏でも長袖上着

やはり飛行機の中は寒いので夏でも長袖上着を持って行きます。

寒くて寝られない時もあります。そんな時は半袖の上に羽織る薄手のパーカーかカーディガンが便利。

近頃はユニクロで夏用に販売しているものを購入して愛用しています。また、アメリカの砂漠地帯だった地域は昼夜の温度差が大きいので、夕食時に着用することも多くありました。

今年7月にアイダホ州に行ったとき、同行者は朝方寒くて暖房をつけたと言っていました。人によってはそのくらいの体感です。

イヤホン(遮音用)

寝るときの遮音用として持参します。

機内でヘッドフォンは用意されていますが、使いづらいのと耳全体を長時間抑えるので痛くなります。

ビジネスクラスは耳栓が用意されているようですが(利用したことがありません・・・)、エコノミークラスにはないので、エンジン音が気になる人には必要です。

スリッパ(ホテルで使う)

これは機内で使うのはもちろんですが、ホテルでも使います。

日本やアジアのホテルではスリッパが部屋に用意されていますが、アメリカのホテルでは見たことありません(安いホテルしか泊まっていないから?)。

部屋で寛ぐときや、シャワーを浴びた後は必要ですよね。

シャワー後に革靴を履くのは気持ち悪い気がします。テレビで見ましたがシャワーを浴びた後、革靴を履くアメリカ人もいるそうです。

元々、スリッパは日本人が外国人が靴のまま履けるように発明した物らしく、靴文化のアメリカにはこういった物はないようです。

歯磨きセット(ホテルで使う)

これも日本やアジアのホテルでは当たり前にアメニティとして用意されているもの。

ところがアメリカのホテルには置いてありません(安いホテルだから?フロントに言えばある?)。

私はいつも持参して使っています。アジアでも韓国のホテルには置いてないところがあり、近くのコンビニで買ったことがあります。

マスク、長袖Tシャツ(寝るとき使う)

昼夜の気温差が大きいアメリカの砂漠地帯では、エアコンをつけたまま寝るときがあります。

そのときは喉の乾燥を防ぐためにマスクをして寝ています。

日本から使い捨てのマスクを持参して使用。

同様に長袖Tシャツを寝間着として使っています。これは体温調整も含めて個人的には非常に重宝しているアイテムです。

まとめ

・アメリカとカナダはアジアでは必要ない渡航前の事前申請が必要。

・アメリカは夏でも昼夜の気温差が大きい地域もあるので、その対策が個々で必要。

・アジアと比較するとアメリカのホテルは綺麗で感動。ただし、アメニティは不十分なので、持参するものが必要。

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